十二所線沿いの左手にある「十二所神社」、「十二所神社」という名の神社は全国にあります。

「十二所」の名前の由緒はそれぞれで伝えられていますが、姫路の十二所神社での由緒を少しお伝えします。

昔、この姫路で平安時代に疫病が大流行したときに一夜にして12本のよもぎが生えたそう。

少彦名大神（すくなびこなのかみ）という神さまが現れ、「このよもぎを煎じて飲めば、病はたちどころに治る」と仰っしゃった事から、教え通りによもぎを飲ませると疫病はなくなり村人は感謝したことから、少彦名大神（すくなびこなのかみ）を御祭神として神社を創建したそうです。

十二所とは「12本のよもぎ」にちなんでいるといわれており、御神紋がよもぎの葉なのも納得ですね。

ご利益

・病気平癒

・健康増進

・家内安全

境内に祀られている「お菊神社」は、姫路城にまつわる伝説の中での怪談話「播州皿屋敷」の主人公の「菊姫命」が祀られています。

お皿に願い事を書いてこちらの神社で御祈願すると、叶えて下さるそうですよ。

商売繁盛・家内安全を祈願する「えびす祭り」

1月9日・10日にえべっさんこと「えびす祭り」が催されています。

商売繁盛なので、商売をされている自営業の方が多く訪れています。

境内は縁起物の「吉兆」を買い求める参拝者や、賞品が当たる福引で運試しをする家族連れらで大にぎわいです。

賞品は年々豪華になっており、景品の良さは姫路で1番という声もあるそうですよ。