今をキラメク人にインタビュー!
山陰エリアでウワサ!キラっと輝くあの人を突撃取材します!
2012/03/08
【第39回 ゲスト】徳林 亜美さん
鳥取県米子市出身 1989.11.9生まれ
2005年 日野高校入学
郷土芸能部に所属し、伝統芸能「荒神神楽」に取り組む。
※大会や公演は国内だけでなく海外(台湾・韓国など)でも行われた。
2010年 美容サロンを開業
2011年 鳥取荒神神楽研究会
教えて!鳥取荒神神楽研究会てどんな団体?
【鳥取県が誇る無形文化財の「荒神神楽」】
神楽とは、神事や娯楽として華麗で勇壮な日本の伝統芸能です。
中でも鳥取県日野町に伝わる荒神神楽は最も歴史が古く、県の無形文化財にも指定されています。
近年、知名度の低さや担い手の減少などにより伝承が問題となっています。
どんな活動をしているの?
神楽の公演や研究を行っています。定例会は月1回、公演は不定期で行っています。公演費用は自分達で募ることもあり、街頭で募金活動を行うこともあります。
また、演目内容である古事記に親しんでもらうため「3分で学べる○○」とイベント等でわかりやすく紹介しています。
どんな雰囲気ですか?
現在は、20代のメンバーが中心です。役者の他にも研究をしたい方、古事記に興味のある方など様々なメンバーがいます。
参加者や神楽を体験してみたい方を随時募集しています!お気軽にお問合せください。*運営やマネジメントに関わりたい方も募集しています
神楽って難しくないの?
演じる役にもよりますが、早ければ2週間で覚えることができます。また、お面等をつけるので恥ずかしがり屋の方でも活躍しています(笑)
徳林さんの魅力をキャッチ!
日野高校入学 郷土芸能部時代
この頃は「神楽」が何なのか知らずに活動していました。ただ、神楽の派手な見た目も好きだったし、仲間と一生懸命練習することが楽しかったです。
とくに私はオロチの役が一番好きでした。少し体力をつかう役なので男子が行うことが多いのですが、負けず嫌いな性格からか率先してオロチを演じていました。
鳥取荒神神楽研究会を立ち上げたキッカケは?
高校卒業と同時に神楽からも離れていました。
2010年、開業する際に夢や目標について考えるようになり、高校の頃に「自分のオロチが欲しい」と夢に描いていたことを思い出しました。
神楽への情熱が再び燃え上がり、皆といっしょに伝統文化を共有して地域の活性に役立てようと会を立ち上げました。
<定例会の様子>
皆で意見交換をしています
<公演募金活動>
公演費用の募金を募りました
PicUpキラメキ!徳林さんと神楽
神様の力なのか、神楽を通じて「絆」が強くなっていく
もともと人を喜ばせることが好きでしたが、神楽と出会い「自分も楽しみながら」人を喜ばせることもできるのだと知りました。
また、神楽を演じる姿は誰であっても神々しくみえるので不思議ですよね。
神楽は、意外と体力をつかうこともあり文化芸能だけど体育会系です。一緒に演じると連帯感というか「絆」が自然と生まれます。
もっと若い方にも興味をもってもらいたいですし、そうした絆を通じて仲間を増やしていきたいです。
山陰の皆さんへ一言!
友達がいるのに孤独に感じている方、日常を変えてみたい、たのしくしたいと思っている方!
たのしい仲間といっしょに神楽をはじめてみませんか?
鳥取荒神神楽研究会(カグケン)」はいつでもお待ちしております。
編集部あとがき(大谷 涼子)
無形文化財の「荒神神楽」を20代の若者が中心になって広めていると聞き、取材をさせていただきました。
「現在は日野高校と協力をして公演を行っていますが、もっとメンバーを増やしてカグケンだけでもイベントを開催してみたいです」と瞳を輝かせる徳林さん。神楽を行う団体が増えることにより、公演回数や開催地を増やすことが狙い。
伝統芸能の若き担い手の活躍に注目です!!!
★参加方法、イベント状況などの詳細は、市民活動情報やコミュニティ、イベント情報からチェックしてください(*^^)♪徳林 亜美さん、鳥取荒神神楽研究会の皆さん!
ご協力をいただき本当にありがとうございました。
一般の方がドンドン参加できるようなイベントや公演も企画していきます♪
※神楽体験や見学も可能です!お気軽にお問合せください。
TEL:090-1331-6348